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血尿の診断と治療

血尿はどのような病気?

尿に赤血球(血液の成分)が混じる状態です。
正常でもほんのわずか赤血球が混じることがありますが、数が多いと血尿と診断します。

肉眼的血尿:
目で見てはっきりと分かる赤い尿。尿沈査では赤血球が無数に見られます。赤く見えても赤血球がなければ血尿ではありません。

顕微鏡的血尿:
尿が赤くなくても尿沈査で赤血球が多く見える。健診で見つかることが多い。

※尿潜血陽性=「血尿」ではありません。

肉眼的血尿の90%、顕微鏡的血尿の70%が泌尿器科疾患と言われています。
残りは腎炎やネフローゼ症候群などの内科的疾患であり、蛋白尿を伴っていることがよくあります。

血尿の他に随伴症状を認めるものを「症候性血尿」、認めないものを「無症候性血尿」と言います。
最近増加がみられる、膀胱がん、腎臓がんや一部の前立腺がんなどの悪性腫瘍は無症候性血尿のことが多いようです。
痛みを伴わないことより、自覚症状の遅れから発見時には、既に進行がんであることもあります。
但し、検査をしてもこれといった原因がみられず、問題にならないことも多々あります。

血尿の要因は?

  • 腎:腎結石、腎嚢胞、腎炎、腎盂腎炎、腎がん、腎盂がん、腎血管の異常
  • 尿管:尿管結石、尿管がん
  • 膀胱:膀胱炎、膀胱がん、膀胱結石
  • 尿道:尿道炎、尿道結石
  • 前立腺:前立腺肥大症、前立腺がん、前立腺炎
  • 泌尿器以外の病気:大腸の病気、婦人科の病気

泌尿器のほとんどの部位での異常が原因となります。
上記はその代表的事例です。

血尿の主な症状は?

「血尿」という言葉のイメージ通り、尿に血が混じって赤色(ピンク色)になった状態です。通常の尿とは色が異なります。茶褐色、出血が多いと血液の固まりが混じることもあります。赤血球がわずかだと目で見てもわかりません。健診や内科での尿検査で指摘されることも多いです。
排尿痛、腹痛、腰痛、頻尿、排尿困難など、原因によって様々な症状を伴うことがありますが、症状が全くないこともあります。

※「オレンジ色の尿」 :体が脱水の時は濃縮尿になって濃いオレンジ色の尿が出て血尿と間違えることがあります。朝一番の尿、スポーツなどで多量に汗をかいた後、長時間飲水しないで運動(ジョギング、登山など)した時などです。水を飲んで脱水が改善すると透明な黄色い尿に戻ります。から、患者さん自身が肉眼で確認することが出来ます。

なお、肉眼的血尿が1回だけで消失しても、尿路悪性腫瘍の初発症状である可能性があるので必ず精密検査を受けるようにしてください。特に無症候性の肉眼的血尿の場合は、尿路悪性腫瘍の存在を強く疑います。膀胱癌の85%は血尿を契機に発見されます。
また、尿に赤血球が混じっているのに、色などがはっきり出現しないため、顕微鏡などを用いないと確認できない「尿潜血」もあります。どちらも、重大な疾患が潜んでいる可能性がありますので、泌尿器科や腎臓内科で必要な検査を受けるようにして下さい。

血尿の治療は?

まずは血尿を引き起こしている原因を突き止めます。様々な検査で疾患が特定できたら、その疾患の治療を行います。
膀胱がんであれば、進行の程度によって外科的方法や化学的療法などが行われますし、腎盂腎炎であれば薬物療法などが考えられます。尿路感染症が原因である場合は、抗菌薬や抗生剤を投与し、症状の改善を目指します。
ただし、検査で原因が特定できないこともよくあり、その場合は治療せずに定期的に尿検査で経過観察をします。
経過観察中に病気が明らかになって来ることもあります。

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