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Over Active Bladder急な尿意・頻尿が起こる過活動膀胱
過活動膀胱とは?
過活動膀胱とは、急な尿意に襲われることがあり、トイレに何度も行きたくなる、そしてトイレまで我慢できず漏れてしまうことがあるといった症状を来す病気です。
尿検査やエコー検査などを行い他の疾患を除外し診断します。
現在、過活動膀胱でお悩みの方は増加傾向にあり、特に40歳以上の男性・女性で多くみられます。
過活動膀胱の原因
脳や脊髄の病気で膀胱の抑えが効かなくなる、加齢や生活習慣病などで血行がわるくなっておこるなどが考えられています。
こんなことでお悩みではありませんか?
- 急にトイレに行きたくなる
- トイレを我慢するのが難しい
- 日中8回以上トイレに行く
- 夜間、トイレのために1回以上起きる
- トイレが間に合わず、尿が漏れる
など
このような症状がある場合、過活動膀胱の可能性がありますので、お気軽に東梅田泌尿器科へご相談ください。
過活動膀胱の治療
膀胱訓練
尿意が来てもできるだけ我慢し、膀胱の容量を徐々に広げて急な尿意を我慢できるようにします。
骨盤底筋体操
骨盤底筋を鍛えて尿漏れを防ぎます。
1日数回・1回10分程度続けることで、通常、2~3ヶ月程度で効果が実感できるようになります。
生活習慣の見直し
水分摂取量の管理や外出時のトイレの場所の確認、肥満解消、冷え防止などの生活習慣の見直しで症状の改善を目指します。
薬物療法
抗コリン剤により膀胱の収縮を抑えたり、β3受容体作動薬で膀胱を緩めて尿を溜める機能を高めたりします。
ボツリヌス療法
ボツリヌストキシンという天然のタンパク質を膀胱に直接注射することで、膀胱の収縮を抑制する治療です。
注射は膀胱内に麻酔薬を注入してから行い、10~20分程度で終わります。
過活動膀胱の症状がある女性が対象で、2020年4月から保険適用となっています。
通常、2~3日程度で効果が現れ、4~8ヶ月程度の持続が期待されます。